top of page
検索

寄り道も、回り道も、すべてが道になる

人生は一本道ではありません。ある時は確信を持って進んだ道が、数年後にはしっくりこないと感じることもあります。私たちは、いつでも「やっぱり、こっちの道だった」と気づき、方向転換する自由を持っているはずです。しかし、そのためには地図が必要です。進むべき道が一つしかないと思い込んでいれば、迷うことすらできません。もし、人生のあらゆる岐路で、新たな可能性を示してくれるコンパスがあったなら。私は、そんな存在になりたいと強く願っています。


私たちの人生は、選択の連続です。そして、その時々で最善だと思った道を選びながら、私たちは前に進んでいきます。しかし、ある地点まで進んだとき、ふと「本当にこの道でよかったのだろうか?」と立ち止まる瞬間が訪れるかもしれません。かつて情熱を注いだ道が、色褪せて見えることもあるでしょう。

そんなとき、「この年になって今さら…」と諦める必要は全くありません。むしろ、「やっぱり、こっちの道に進みたい」と心から思えることこそ、豊かで誠実な人生の証です。時間が経ち、経験を重ね、自分が成長したからこそ、見えてくる新しい景色があるのです。その心の声に正直でいていいのです。

私の目標は、誰もがそんな風に自分の道を選び直せるための「選択肢」を、これから3年間でたくさん作っていくことです。さまざまな企業や人々との繋がりを通じて、一人ひとりが自分の内なる声に耳を澄ませ、新たな道へと踏み出せるような環境を整えたい。それは、道に迷った時にそっと背中を押し、進むべき方向を照らしてくれる、先生や先輩のような存在になるということです。

私たち「ラフダイ」の講師が、あなたの人生の旅路において、たとえわずかでも、そのような導き手となれたなら、これ以上の喜びはありません。この3年間、私たちはその理想を現実にするために全力を尽くすことを約束します。

しかし、壮大な目標を掲げながらも、私たちの原点は常に変わりません。それは、今、目の前にいる一人ひとりに真摯に向き合うことです。支援を必要としているお子様やご利用者様、その一人ひとりの心に丁寧に寄り添うこと。すべてはその積み重ねの先にあります。足元をしっかりと固めながら、未来への大きなビジョンを実現していく。今年も一年、その決意を胸に、私たちは歩み続けます。

 
 
 

最新記事

すべて表示
エンタメ就労支援で見えた、心と体のヘルプサイン

人生には、アクセルを踏み込みたい気持ちと、まだ体が追いついていない現実との間に、静かな葛藤が生まれる瞬間があります。心は未来へ向かって走り出しているのに、足はまだ昨日の場所に根を下ろしているような感覚。それはまるで、長い間止まっていた車を再び動かそうとするとき、エンジンはかかってもタイヤがすぐには回らない、あの感じに似ています。私たちの支援の現場で最近、まさにそんな瞬間がありました。それは、一人の

 
 
 
地域イベントがひらく福祉とエンタメ療育の架け橋

人は、知らないものを怖がる。けれど、光の当たる場所で踊る誰かを見ると、怖さは少しずつ形を失っていく。鹿沼の春、ステージの上で子どもたちの目がまっすぐに光ったとき、理解は理屈ではなく体験から始まるのだと、私ははっきり知った。 栃木県鹿沼市には、春のさつき祭りと秋の秋祭りという二つの大きな祭りがある。私たちはこの春、さつき祭りの「野外ステージ」と「室内ステージ」という二つの会場で、ラフダイダンスのパフ

 
 
 
楽しい療育の裏側にある、静かな設計図

子どもの成長は、まっすぐな線では進みません。できるようになったことがある一方で、新しい環境に入った途端に別の課題が見えてくることもあります。だからこそ、支援には「走り続ける力」だけでなく、ときどき立ち止まり、今どこにいるのかを一緒に確かめる時間が必要です。 モニタリングは、成長の現在地を確認する時間 福祉の事業所では、「モニタリング」という時間を大切にしています。 モニタリングと聞くと、バラエティ

 
 
 

コメント


bottom of page