top of page
私たちの療育スキルを、誰かの明るさに変える
誰かの表情が少し明るくなる瞬間に立ち会うと、自分たちが持っているものの意味が変わることがあります。それは特別な言葉ではなく、難しい支援でもなく、ただ一緒に体を動かす時間の中で起こることもある。月に一度、鹿沼の児童養護施設で子どもたちと踊っていると、ダンスは単なる技術ではなく、心と心をつなぐ小さな橋なのだと感じます。 普段のトレーニングや活動の中で、私たちはいろいろな形でダンスと向き合っています。教えること、踊ること、見せること、そして誰かと一緒に楽しむこと。 前回は、スペシャルオリンピックスのコーチをしていることについてお伝えしました。実は、それ以外にも続けている取り組みがあります。 月に一度、鹿沼にある児童養護施設「ネバーランド」へ行き、無料のダンスワークショップを行っています。 この活動を始めて、もう4年ほどになります。ご縁があって通うようになり、毎月子どもたちと一緒に踊り、秋には収穫祭というお祭りでダンスを披露する機会もあります。 最初は、私たちの持っているダンスのスキルを、もっといろいろな人とシェアできたらいいなという思いからでした。..
5 日前
指定申請が教えてくれたこと ー就労継続支援ー
大きな前進は、いつも劇的な瞬間として訪れるわけではありません。ときには、机の上に積まれた書類を前にして、「今日は半日かかるだろうな」と覚悟した仕事が、思いがけず1時間で終わる。その静かな拍子抜けの中に、これまで積み重ねてきた経験が、確かに自分の中に根づいていたことを知る瞬間があります。 慣れは、ある日突然「できた」に変わる 2026年6月19日。 ラフダイエンターテイメントでは、2026年8月に向けて、就労継続支援A型とB型の事業所を始めるための準備を進めています。 そのためには、自治体に指定申請を出さなければなりません。 指定申請というのは、言葉で言うと一言ですが、実際には膨大な書類の集合体です。指定申請書、処遇改善の計画、体制届、誓約書、運営規程、定款。さらに、サービス管理責任者の経歴書、実務経験証明書、受講証、修了証など、必要な書類を一つひとつ集め、整え、確認し、提出できる形にしていく必要があります。 自治体に持っていけば、それで終わりというわけでもありません。 「ここを直してください」 「この書類を追加してください」 「この表現を修正して
6 日前
療育の現場から、世界へ
何かに貢献するとき、私たちはしばしば「与える側」だと考えます。自分の時間やスキルを提供し、誰かのために役立とうとする。しかし、本当に価値のある瞬間は、その役割が静かに反転するときに訪れるのかもしれません。与えているつもりが、実はそれ以上のものを受け取っていたと気づく瞬間。私が毎月コーチとして参加している活動は、まさにそのような発見に満ちています。それは、感謝が感謝を呼び、やがて大きな円環を描いていく、温かな驚きの連続なのです。 私は今年から、ある団体のコーチを務めています。それは「スペシャルオリンピックス」の栃木支部、競技チアチームです。普段は「ラフダイ」という場でエンターテイメント療育やダンス療育に携わっており、そこで培ってきた指導力や雰囲気づくりのスキルが、幸運にも外部で評価される機会が増えてきました。保育園や企業での研修に呼ばれる中で、この素晴らしいご縁をいただき、今では毎月、コーチとしてアスリートの指導にあたっています。 練習場には、本当に小さな子から大人の方まで、幅広い年齢のアスリートたちが集まります。そして、その傍らには温かく見守る保
6月24日
bottom of page