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公式ブログ
オリジナル曲が教えてくれた承認と成功体験
子どもの「できた!」は、思いがけない形で生まれることがある。紙の上の詩が声になり、声が録音になり、録音が映像になる。その連なりの中で、ためらいは少しずつ熱に変わり、胸の奥の小さな灯が明るくなる。音楽をつくる過程をレッスンにすると、心がレッスンされる—そんな瞬間に何度も出会った。 楽曲プロジェクトを始めた。番外編としての挑戦だが、狙いはシンプルだ—作曲のストーリーをそのままレッスンにして、子どもたちの心の成長につなげること。アーティストのヨッシーさんを招き、ラフダイのオリジナルテーマソングを作ることに決めた。最初は詩をつくるレッスン、次に歌を録音するレッスン、最後にミュージックビデオをつくるレッスン。音楽の工程を一つひとつ通過していくことで、内側に沈んでいた声が少しずつ地上に出てくることを期待した。 驚いたのは、工程そのものが承認の場になっていたことだ。詩づくりでは、「自分の言葉」を差し出す最初の敷居がある。恥ずかしさや緊張が混じるが、仲間の前で言葉を出すと、誰かが拾ってくれる。そこで「意見が承認された」という感覚が生まれる。たった一度のうなずきや
6 時間前
たくさんの「できた」を重ねる方法、なぜあの子はリレーで固まってしまうのか?
秋晴れの空の下、運動会の歓声が響く。しかし、その華やかな輪の中で、一人だけ立ち尽くしてしまう子がいます。集団のペースについていけず、どうしていいかわからずに固まってしまうのです。私たちはつい「どうしてできないの?」と思ってしまいがちですが、その子の内側では、無数の情報が渦巻いています。「できない」のではありません。ただ、誰もその子に「やり方」を教えてあげていないだけなのです。 運動会の花形競技であるリレーは、多くの子どもたちにとって特別なイベントです。しかし、その一方で、一部の子どもにとっては大きな困難を伴うものでもあります。集団の中で、決められたルールに従って動くことができず、立ち往生してしまうのです。私たちはその姿を見て、「集団行動が苦手な子」と結論づけてしまいがちですが、本当にそうなのでしょうか。 リレーという一つの競技には、私たちが思う以上に多くの複雑なタスクが隠されています。まっすぐ走るだけではありません。バトンを受け取り、それを落とさずに持ち、決められたコースを走り、トラックの内側を回って、自分のチームと同じ色のユニフォームを着た次の
1 日前
音楽で育てる走りの見通しと自信
体力は足りているのに、記録は「1」。その瞬間、子どもの能力が低いのではなく、やり方が見えていないだけだとしたら—何を変えればいいのだろう。走ることそのものより、「どう走るか」を先に渡す。たったそれだけで、数字は静かに伸びていく。 春が近づくと、療育の現場は体力テストに向けた準備で慌ただしくなる。3月から4月にかけて、私たちは“基礎概念のトレーニング”に力を入れる。走る、跳ぶ、投げる—その前にある「やり方」と「見通し」。とりわけシャトルランは、その差がはっきり出るテストだ。 私自身、小学校のときにシャトルランが突然始まった記憶がある。説明は最小限、人数は多い。音楽が鳴ったら、走る。止まる。また走る。身体は動くけれど、何に合わせて、どこまで、いつ戻るのかが曖昧だと、走っているのに点数にならない。力があるのに、能力を発揮できない。あのときのもどかしさは、今の子どもたちが感じているものと似ている。 特性のある子どもたちは、「見通しが立つ」ことで本来の力を出しやすい。やり方がわかって、目標が具体的で、時間の枠組みが身体に馴染んでいること。ところが実際の場面
2 日前
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