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個別支援計画は、支援の地図である
子どもたちが笑いながら走ったり、声をかけ合ったり、何かを一緒につくったりしている場面は、一見すると「ただ遊んでいるだけ」に見えることがあります。でも、その遊びの中にこそ、その子が次に越えようとしている小さな段差が隠れている。私たちが本当に大切にしているのは、その一つひとつの活動に、ちゃんと意味と方向を持たせることです。 児童発達支援や放課後等デイサービス、そして訪問支援において、私たちがとても大切にしているものがあります。 それが、個別支援計画です。 福祉サービスを利用する際には、自治体から発行される受給者証が必要になります。そして、その受給者証をもとに、保護者様からお子さまの現状を丁寧に伺います。 今、どんなことに困っているのか。 日常の中でどんな様子が見られるのか。 これからどんなふうに成長していってほしいのか。 そうしたことをアセスメントし、その子一人ひとりに沿った支援計画を立てていきます。 個別支援計画とは、単なる書類ではありません。 それは、その子の今を理解し、次の一歩を見つけるための地図のようなものです。 計画を立てた後は、スタッフみ
6月12日
ラフダイがヒヤリハットを大切にする理由
本当に安全な場所には、静かな緊張感があります。大きな事故が起きていないから安心なのではなく、小さな違和感に誰かが気づき、立ち止まり、声に出しているから安心できる。福祉の現場において、その小さな一言が、子どもたちを守る大きな境界線になることがあります。 小さな違和感を見逃さない組織へ 福祉の事業所には、何か問題が起きたときに、大きく二つの姿勢があると思っています。 一つは、小さなことでもすぐに対応し、必要に応じて自治体や関係機関に報告する事業所。 もう一つは、「これぐらいなら大丈夫だよね」と判断して、報告しない事業所です。 ラフダイは、もちろん前者でありたいと思っています。 何か問題があったとき、たとえそれが小さな出来事であっても、全体で共有する。自治体に確認をする。保護者様に必要なお詫びをする。そして、今後どう改善していくかを話し合う。 その内容をヒヤリハットとして記録し、スタッフ全員で共有し、次回から同じことが起きないようにしていく。 これは、当たり前のようでいて、実はとても大切な文化です。 最初から、組織全体にその意識があったかというと、そう
6月11日
身辺自立と「ヘルプサイン」
私たちの世界では、声が大きい方が有利に進むことがよくあります。はっきりと主張できる人が正しく見え、静かな声はかき消されてしまう。しかし、本当に大切な真実は、しばしばその静寂の中に隠されています。昨年、子どもたちとの夏合宿で起きたある出来事が、私たちにそのことを痛感させました。それは、フェイスパックをめぐる小さな、しかし根深い対立。この経験を通して、私たちは「聞く」ことの本当の意味と、自立への道のりの複雑さを学び直すことになったのです。 本当に耳を傾けるということ 今年もまた、暑い夏がやってきます。私たちの事業所では少し珍しいのですが、毎年恒例の2泊3日の宿泊型プログラム、夏合宿を開催しています。これは単なるお泊まり会ではありません。保護者の方の手を離れ、子どもたちと職員だけで寝食を共にし、ダンスや演劇といった表現活動を通して、子どもたちの「本当の自立」に向けたトレーニングを行う、非常に濃密な時間です。 この合宿で最も大きな挑戦となるのが、実は「身支度」と「持ち物の管理」です。普段のレッスンでも意識はしていますが、それが実生活の場面になると、課題が
6月10日
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