障害者雇用の場をつくるために、まず人に会いに行く仕事は、机の上だけで生まれるものではないのだと思います。誰かに会いに行き、名前を覚えてもらい、「あ、あの時の」と声をかけられ、時にはよく分からないまま「手伝います」と返事をする。その小さな往復の中で、まだ形になっていなかった未来が、少しずつ仕事の輪郭を持ちはじめることがあります。 4月にラフ大ができてから、僕たちはずっと「仕事をつくる」ということに向き合っています。 ここで言う仕事づくりは、単に求
キッチンカー療育体験が運んできたもの子どもが夢中になる瞬間には、こちらがどれだけ言葉で教えようとしても届かないものが、すっと届くことがあります。目の前に本物があり、自分の手で何かを作り、それを誰かに渡す。その小さな体験の中に、順番を待つことも、手を使うことも、人と関わることも、驚くほど自然に入り込んでいくのです。 キッチンカーを使ったプレレッスン体験が始まり、すでに2回実施しました。 やってみて強く感じたのは、「本物」が持つ力です。
会話のキャッチボールを育む支援会話が苦手な子に、いきなり「ちゃんと話そう」と求めても、うまくいかないことがあります。なぜなら会話とは、言葉を出すだけではなく、相手を見ること、待つこと、受け取ること、返すことが重なった、とても複雑な営みだからです。だからこそ私は、ときどき会話をいったん小さなゲームに戻します。ボールを渡して、受け取って、また渡す。その単純な往復の中に、人とつながるための大切な土台が隠れています。 会話は、まず「キ
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