top of page
検索

サマーキャンプ×エンタメ療育

扉が開き、いつもとは違う空気が流れ込んでくる瞬間があります。そこでは、普段出会わない人々、触れたことのない感覚、そして自分の中に眠っていた未知の可能性が待ち受けています。それは、日常という安全な場所から一歩踏み出し、新しい世界に飛び込む冒険の入り口です。子供たちにとって、年に一度の「サマーキャンプ」は、まさにそんな特別な扉。たった数日間で、驚くほどの成長の物語が生まれる場所なのです。


私たちの療育トレーニングでは、普段、保護者の皆様にすぐ側でレッスンを見守っていただく形をとっています。お子様の成長の一歩一歩をすぐ近くで感じ、一緒に伴走していただきたい。そんな思いから、長時間の預かりではなく、決められた時間に集中して取り組むスタイルを大切にしています。

しかし、長期休みは特別な機会です。この時間を使って、子供たちがもっと多くの刺激と出会える環境を作りたい。そんな思いから、今年も「サマーキャンプ」を開催することにしました。朝から夕方まで、普段とは違う特別な時間が流れます。

ストリートダンサーの世界では、よく夏に合宿が行われます。二泊三日や三泊四日で、全国からダンサーが集まり、特別なゲスト講師から様々なジャンルのダンスを好きなだけ学ぶのです。普段会わない人たちと交流し、新しい感覚を取り入れることで、視野は一気に広がります。この素晴らしい体験を、私たちの場所でも実現したいと考えました。



今年のサマーキャンプも、盛りだくさんの内容です。約1時間のレッスンが、朝から夕方までいくつも用意されています。例えばダンス一つとっても、リズミカルなストリートダンスから、しなやかで美しいジャズダンスまで、様々な種類があります。子供たちは、いろんな先生のレッスンを自由に選んで受けることで、新しい表現の楽しさに出会うでしょう。

さらに、今回は演劇のメニューも用意しました。普段は一緒に活動しない仲間たちと、一つの作品を創り上げていく。この経験は、協調性やコミュニケーション能力を育むだけでなく、これまでとは全く違った刺激を心と体に届けてくれるはずです。自分の殻を破り、新しい自分を発見する機会になるかもしれません。


大変だけど、やめられない理由

正直に言うと、サマーキャンプの準備は毎年本当に大変です。先生たちはヘトヘトになります。ですが、子供たちの成長する姿、心から楽しんでいる笑顔、そしてそれを見て感動されている保護者の皆様の表情を思い出すと、どんな苦労も吹き飛んでしまいます。「やってあげたい」という気持ちが、いつも大変さを上回るのです。だから、今年も私たちはこの特別な場所を用意します。


1レッスンだけの参加でも構いません。体力と気持ちが続く限り、3つでも4つでも、受けたいレッスンを好きなだけ受けてみてください。興味のある方は、ぜひご連絡ください。この夏、特別な扉を開けて、新しい冒険に一歩踏み出してみませんか。

 
 
 

最新記事

すべて表示
就労支援で迷ったとき、戻るべき場所

人は、誰かを困らせたいから意見を言うわけではありません。むしろ多くの場合、「その人のために」「現場のために」と思う気持ちが強いからこそ、言葉に熱がこもります。けれど、良かれと思う正義と、別の良かれと思う正義がぶつかったとき、支援の現場には小さな摩擦が生まれます。そのとき私がいつも立ち返るのは、感情ではなく、事実です。 感情ではなく、事実で話すという支援の技術 就労支援の現場には、たくさんのルールが

 
 
 
演劇療育でのオーディションが教えてくれた、自己発信の力

誰かに選ばれる場面では、能力だけでなく、「私はここで何をしたいのか」を自分の言葉で伝える力が問われます。けれど、その力は最初から上手にできる人だけのものではありません。緊張して、言葉が詰まって、それでも少しずつ前に出てみる。その積み重ねの中で、熱意はただの気持ちから、相手に届く考えへと変わっていきます。 就職に向けた自己発信について、最近あらためて考える機会がありました。 先日、外資系企業の障害者

 
 
 
力を教える前に、感覚を育てる療育

子どもが「そんなつもりじゃなかった」と言うとき、大人はつい「もっと優しく」と言いたくなります。でも本当は、その子は優しくしたくないのではなく、自分の力が相手にどう届いているのかをまだ感じ取れていないだけかもしれません。力加減は、言葉で教えるものというより、身体で少しずつ覚えていくものなのだと思います。 トレーニングの中で、「うまくいった対応事例」や「成功事例」をご紹介します。 その中でもよく出てく

 
 
 

コメント


bottom of page