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プロフィール

登録日: 2023年9月26日

記事 (57)

2026年2月4日3
「ビシッ」と「ワクワク」を同時に育てる方法
子どもたちが同じ振りを何度も繰り返すうちに、目の光が少しずつ消えていく瞬間を見たことがある。弱音でも反抗でもなく、ただ「言われたとおりに」やる静かな従順。その空気が、ある先生の登場でがらりと変わった。規律は残ったまま、笑顔が戻ってきたのだ。 「スポーツ」と「エンタメ」。同じダンスでも、この二つの領域は求めるものが少し違う。スポーツは技術と結果を、エンタメは表現と心の動きを大切にする。どちらも必要だが、片方に偏ると、子どもたちの中でバランスが崩れる。 今回、外部のチアダンススクールからラフダイのユキ先生へインストラクターの依頼が来た。オファーの理由はシンプルで、「ダンスの要素をもっと育てたい」。チアは元気よく、肩を組み、声を出す楽しい競技だ。でも土台にあるダンスの力——リズム感、表現力、空気をつくる感性——が強くなると、チーム全体の質も上がる。 ユキ先生が持ち込んだのは、エンタメ側の視点だった。子どもたちの主体性を引き出し、笑顔を増やしながら実力を伸ばす。言い換えるなら、「やらされるダンス」から「自分でやりたくなるダンス」への移行だ。...

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2026年2月2日3
「競合」ではなく「共存」を — ある保育園研修で見た希望
子どもたちの未来を育む現場に、絶対的な正解はありません。だからこそ私たちは、常に新しい扉を探し、より良い方法を模索し続けます。先日、ある保育園から研修のご依頼をいただき、栃木県宇都宮市を訪れました。そこは、私たちが大切にしている理念と深く響き合う、素晴らしい場所でした。新しい知識を一方的に教えにいくというよりは、既にある素敵な保育に、ほんの少し新しい「選択肢」という名のスパイスを加えにいく。そんな心持ちで、私たちは園の門をくぐりました。 今回訪れたのは、以前からよく知る大好きな保育園です。モンテッソーリ教育を軸に、子どもたち一人ひとりの自主性と主体性を何よりも大切にする。その方針は、私たちのエンタメ療育や「ラフダイ」が掲げる理念と驚くほど近く、「私たちがお役に立てることはあるのだろうか」と、嬉しい不安を感じるほどでした。 研修では、理念のような抽象的な話をするのではなく、具体的な支援プログラムを先生方に直接体験していただくことにしました。「ただの遊び」に見える活動が、実はどのような目的を持ち、子どもの発達にどういった効果をもたらすのか。その理論を丁寧にお伝えした上で、実際に身体を...

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2026年2月2日3
“渡す・受け取る”の練習:コミュニケーションをゲームにする
誰かと話しているのに、気づけば自分のことだけ話していた——そんな瞬間は、孤独より少し切ない。言葉は届いているのに、心はキャッチされていない。もし会話を“ゲーム”として練習できたらどうだろう。渡して、受け取って、また渡す。単純なリズムを取り戻すことから、私たちのコミュニケーションはもう一度、楽しくなる。 「自分のことばかり話してしまう」という相談は、本当に多い。自分の話をしているうちは安心できるし、相手に委ねるより早く場を埋められる。けれど、そのうち言葉は渋滞し、会話は平行線になる。ここで鍵になるのが、会話の“キャッチボール”という概念だ。意外にも、この基本が抜け落ちていることは珍しくない。 コミュニケーションは複雑で、多くの行動が重なり合っている。だからこそ、いったん構造を抽出して、シンプルなゲームにしてみる。渡す、受け取る、渡す、受け取る。この往復が体に馴染むまで、まずはリズムを練習する。エンタメを通して、演劇やダンスのように、楽しみながら身につけていく。 例えば、「私」「あなた」と言葉で相手に投げかける。ただの代名詞の切り替えに見えるかもしれないが、ここには重要な態度が含まれ...

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